私たちの体は、毎日の食事からとる栄養素でできています。
そのため、健康でいるためには何をどれくらい食べるかが肝心です。
では、薄毛に効果的な食べ物はあるのでしょうか?
そこで今回は、日頃の食事で薄毛対策をしたい方に、薄毛の予防に良いといわれている食べ物をご紹介します。
日頃の食事(食べ物)は薄毛の予防に効果的なの?
日頃の食事で効果的に薄毛の予防がしたい。
しかし、そんなことは可能なのでしょうか?
私たちは毎日の食事から体に必要な栄養素を摂取しています。
健康な体を維持するためには、エネルギーとなる栄養素や体を作る栄養素、体の調子を整える栄養素が必要ですよね。
糖質、脂質、タンパク質の3大栄養素に、ビタミンとミネラルをプラスした5大栄養素は、どれも私たちの体に必要不可欠なものです。
薄毛の原因は人によってさまざまですが、栄養の偏りや栄養不足が薄毛に影響している人も珍しくありません。
髪の毛の成長や頭皮の血行を良くする食事を心がけることが、薄毛の予防には効果的なのです。
高カロリー・油物の食べ物を暴飲暴食していませんか?
高カロリーな食べ物や油物は、誰もが美味しいと感じる食べ物ですよね。
しかし、食べ過ぎはよくありません。
あなたは暴飲暴食をしていませんか?
外食やスーパーのお惣菜は便利ですが、どうしても揚げ物や高カロリーな食事が多くなります。
糖質や脂質を多く含むお菓子やファストフード、揚げ物などは典型的な高カロリー食。
甘い飲み物にも大量の糖分が含まれています。
脂質や糖質、塩分の摂りすぎは、頭皮環境の悪化を招きます。
皮脂が過剰に分泌して毛穴がつまりやすくなったり、頭皮の血行が悪くなったり、薄毛を招く要因となるので注意が必要です。
薄毛が気になるなら、食べすぎ飲みすぎには注意しましょう。
薄毛対策の為に食習慣を見直そう
薄毛対策の為に、毎日の食習慣を見直してみましょう。
ダイエットのためなど食事制限をしている方に多いのが、栄養不足です。
1日に必要なカロリーや栄養分が不足していると、体にさまざまな影響が出てしまいます。
食べ物から摂取した栄養は、まず生命を維持するために使われ、その後体の隅々まで行き渡る仕組みになっています。
そのため、そもそも摂取した栄養が足りていない場合、最初に影響が出るのは体の末端部分。
髪の毛や爪などに栄養不足や体調不良のサインが現れはじめるのです。
ダイエットのためにと食事制限をしている方は、栄養不足にならないように注意しましょう。
また、夜遅い時間に食事をする習慣のある人も注意が必要です。
遅い時間に夕食を食べると、消化のため寝ている間も胃腸に血液が集中してしまい、体の隅々まで血液や栄養が行き届きません。
髪の成長を促したいのなら、寝る3時間前には食事を終わらせておきたいですね。
参考:https://customlife-media.jp/thinning-hair-countermeasure#heading2
薄毛対策に良いとされている栄養素
薄毛対策に良いとされている栄養素には、どのようなものがあるのでしょうか?
髪の健康を保つためには、体の健康を保つことも大事です。
私たちの体を作っているのはタンパク質。
髪の主成分もケラチンというタンパク質ですから、タンパク質をしっかり摂ることが、健康のためにも髪のためにも良いことはいうまでもありません。
そして、髪の成長を促し、元気な髪を生やすためには、ビタミンやミネラルなども必要です。
特に、頭皮の乾燥予防や脱毛症予防に良いといわれる「ビタミンA」や、髪の主成分であるタンパク質の代謝に必要といわれる「ビタミンB群」はとても重要な栄養素。
髪や頭皮のハリやコシに影響するコラーゲンを生成するときに必要な「ビタミンC」、抗酸化作用や血行を良くする作用のある「ビタミンE」も欠かせません。
また、「亜鉛」も髪には欠かせない栄養素です。
ケラチンタンパクを合成するときには亜鉛が必要です。
亜鉛が不足してしまうと、髪の毛を作るケラチンが作れなくなるため、亜鉛不足にも注意しましょう。
参考:https://www.aderans.co.jp/kamiwaza/usugeno_taisaku/bad_delicious_hair/
薄毛対策に良いとされる食事(食べ物)を紹介!
薄毛対策をするなら、薄毛に良いといわれている食べ物を毎日の食事で摂るようにしてみてください。
・タンパク質を多く含む食べ物
肉類、魚類、大豆製品、乳製品、卵など
・ビタミンAを多く含む食べ物
うなぎ、レバー、乳製品、緑黄色野菜など
・ビタミンB群を多く含む食べ物
豚肉、レバー、マグロ、カツオ、卵、バナナ、玄米、貝類など
・ビタミンCを多く含む食べ物
野菜(イモ類、ブロッコリー、ピーマンなど)、果物(柑橘類、アセロラなど)、緑茶など
・ビタミンEを多く含む食べ物
ナッツ類、植物油、アボカドなど
・亜鉛を多く含む食べ物
カキ、うなぎ、レバー、焼海苔、かぼちゃ、ごま、きな粉など
タンパク質を多く含む肉類や魚類、大豆製品や乳製品、卵などは毎日食べたい栄養豊富な食べ物です。
ただし、脂質を摂りすぎないよう高タンパク低脂肪のものを選ぶと良いですね。
他にも薄毛に良いとされる各栄養素を多く含む食べ物を、毎日の食事に取り入れると良いでしょう。
薄毛対策には、いろいろなものをバランス良く食べることが大切ですね。
薄毛対策の為に食事と合わせて生活習慣の見直しを!
薄毛対策をするなら、食事だけではなく、生活習慣を見直すことも大切です。
せっかく栄養バランスを考えた食事を心がけていても、悪い生活習慣を続けていては、薄毛が改善するどころか悪化してしまうこともあります。
慢性的な睡眠不足ではありませんか?
タバコを吸ってはいませんか?
ストレスを溜め込んではいませんか?
睡眠不足や夜型の生活を続けていると、自律神経のバランスが崩れ、血行不良を招いてしまいます。
タバコに含まれるニコチンには血管を収縮する作用があるため、血行不良から薄毛を加速させてしまう可能性もあります。
常にストレスにさらされていると、交感神経が優位な状態が続き、自律神経の乱れから血流の悪化につながります。
食生活だけでなく、生活習慣を見直し改善することが、薄毛対策につながるのです。
まとめ
食事で薄毛対策をするなら、薄毛に良いといわれるタンパク質やビタミン、ミネラルなどをバランス良く摂ることが大切です。
しかし、食生活だけ気をつけていても、生活習慣が乱れていたら薄毛が悪化することもあるので注意が必要です。
栄養バランスを考えた食事に加え、生活習慣にも気をつけ、効果的な薄毛対策をしましょう。