名古屋のびまん性脱毛症&AGA薄毛治療クリニック口コミランキング5選「発毛ドットコム」

生理前に抜け毛が増えるのは私だけ?生理と抜け毛の関係について

生理前になると、いつも抜け毛が増える…。

そんな経験を持つ女性も、多いのではないでしょうか。

生理前はイライラしたりニキビができたりと、心と身体にさまざまな不調やトラブルが起こりやすい時期です。

では、生理前になると、どうして抜け毛が増えるのでしょう?

今回は、生理前に抜け毛が増えるメカニズムから、抜け毛が起こりやすい時期や抜け毛の予防・改善法まで、詳しく解説したいと思います。

生理前・生理中は抜け毛が増えるものなの?

女性が健康で美しくあるためには、女性ホルモンのバランスを保つことが大切です。

しかし、女性ホルモンはストレスや無理なダイエット、睡眠不足など、ちょっとしたことでバランスが崩れてしまいがち。

生理前も同じで、「PMS(月経前緊張症候群)」と言われる症状が現れるのは、ホルモンバランスの乱れが影響しています。

イライラする、怒りっぽくなる、憂鬱になる、ニキビ、肌荒れ、頭痛、眠気、むくみなど、心と身体の両方に不調が生じるのです。

このような生理前の不調やトラブルは、髪や頭皮にも起こります。

生理前になると抜け毛が増える、髪がパサつく、頭皮がべたつくなどのトラブルが現れやすくなるのです。

では、生理前はなぜホルモンバランスが乱れるのか、そのメカニズムを次で解説いたします。

生理前後に抜け毛が増えてしまうメカニズムとは?

女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つがあります。

このうちエストロゲンには、妊娠の準備をする、女性らしい体をつくる、コラーゲンの生成を促しハリ・艶のある肌を保つ、髪の成長期を維持し艶・コシのある髪をつくる働きがあります。

一方、プロゲステロンは、妊娠を維持する、体の水分を保つなどの働きをしています。

これらの2つの女性ホルモンは、生理周期に合わせて分泌量が変わります。

生理が終わってから排卵するまでの間はエストロゲンの分泌量が増え、排卵から生理が始まるまでの間にプロゲステロンが増えます。

抜け毛の増加などのトラブルが生じやすくなるのは、エストロゲンの分泌量が減りプロゲステロンが増える排卵後から生理が始まるまでの時期。

このような女性ホルモンの分泌量の変化が、ホルモンバランスの乱れへとつながります。

この時期は、ヘアサイクルの成長期を維持し、髪にコシや艶、頭皮の柔軟性やハリをもたらすエストロゲンが減少するため、その恩恵を受けにくくなります。

その結果、抜け毛やパサつき、頭皮のべたつきなどの症状となって現れるというわけです。

抜け毛が起こりやすいタイミング・時期はある?

生理前で抜け毛が起こりやすいのは、排卵後から生理が始まる前まで。

エストロゲンの分泌量が減り、プロゲステロンが増える時期です。

生理が終わる頃になると、再びエストロゲンの分泌量が増加し、抜け毛などの髪のトラブルも自然とおさまってきます。

また、その他にも髪トラブルをまねきやすい要素があると、生理前の抜け毛が起こりやすくなります。

 

1つ目がストレス。

ストレスが溜まると自律神経が乱れ、血行不良になるため、頭皮に栄養が行きわたらなくなります。

すると髪は十分に成長できなくなって髪が細くなり、髪が抜けやすくなるのです。

 

2つ目が季節の変わり目。

春先や秋口など季節の変わり目には、気温差による自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れ、紫外線、花粉などから頭皮環境が悪化しやすい時期です。

こういう時期と生理前が重なると、抜け毛が目立つようになります。

 

3つ目が生活習慣の乱れ。

インスタント食品やジャンクフードなど栄養の偏った食事をしていたり、無理なダイエットをしていたりするのも、抜け毛の増加をもたらす原因の一つ。

 

また、睡眠不足や喫煙、過度の飲酒なども抜け毛に影響しています。

抜け毛の予防と改善する方法はある?

生理前に起こるホルモンバランスの乱れは、女性なら避けては通れないことです。

しかし、日頃の心がけ次第で生理前の抜け毛を予防することも可能です。

では、抜け毛の予防・改善のためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?

1.髪に必要な栄養をしっかり摂る

髪の毛をつくるためには、「タンパク質」・「亜鉛」・「ビタミンB6」が必要不可欠です。

髪に悪影響を与えるインスタント食品やジャンクフードを避け、これらの栄養素を中心にバランスの良い食事を心がけましょう。

2.イソフラボンを摂取する

大豆や大豆製品に含まれている「大豆イソフラボン」には、エストロゲンと似た作用があります。

生理前に分泌量が減るエストロゲンの働きを少しでも補うために、積極的にイソフラボンを摂取しましょう。

3.良質な睡眠をとる

成長ホルモンの分泌を促すため、4時間以上続けて熟睡できるように睡眠環境を整えましょう。

寝る前のスマホやパソコンの使用は、睡眠の質の低下につながるのでやめましょう。

4.適度な運動をする

運動不足は血行不良をまねくので、ウォーキングなどの有酸素運動を継続しましょう。

5.禁煙する

喫煙は血行不良や活性酸素の発生を引きおこし、髪・頭皮に悪影響を及ぼします。

抜け毛を予防・改善するには禁煙するのが一番です。

6.アミノ酸シャンプーにかえる

石油系界面活性剤を使用している合成シャンプーから、髪や地肌に優しいアミノ酸シャンプーに変えましょう。

シャンプー後は、しっかり髪を乾かしてから寝るようにしてくださいね。

まとめ

生理前は女性ホルモンの分泌量が変化することから、ホルモンバランスが乱れやすい時期。

健康な髪や頭皮を保つ「エストロゲン」の分泌量が減少するため、抜け毛や髪質の変化、頭皮のべたつきなどが起こりやすくなります。

日頃から栄養や睡眠、運動などの生活習慣を正し、髪によいアミノ酸シャンプーを使うようにすることで、生理前の抜け毛を予防・改善することも可能です。

毎月のことだからこそ、ホルモンバランスの変化と上手に付き合って、健やかな髪を維持していきたいですね。