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AGAの飲み薬ってどんな薬なの?その効果を含め徹底解説!

AGA(男性型脱毛症)は、何の対策もせずに放置すると進行してしまいます。
早めに治療をはじめたほうが良いのはわかっていても、いざ治療するとなると、薬を使うことに不安がある方も少なくありません。

特に、飲み薬に関してはわからないことも多く、なかなか治療に踏み出せない方もいることでしょう。
そこで今回は、AGAの飲み薬について徹底解説します。

AGA治療薬って処方箋だけ?

AGAの治療薬は処方箋だけなのでしょうか?

AGAの治療薬には、飲み薬(内服薬)と塗り薬(外用薬)の2種類があります。
テレビCMなどでも知られているAGA治療薬は、全て外用薬です。
外用薬はドラッグストアなどでも市販されており、処方箋がなくても購入することができます。

一方、飲み薬は市販されていません。
AGAの飲み薬を使用するためには、クリニックなどを受診し、処方箋をもらう必要があります。

また、AGA治療薬は副作用が起こることもありますので、持病のある方などは注意が必要です。
きちんと医師に相談した上で、自分に合った薬を処方してもらうようにしましょう。

AGAの飲み薬に含まれる成分

AGAの飲み薬に含まれる成分には、どのようなものがあるのでしょうか?
AGAの飲み薬には2種類のタイプがあります。

① 抜け毛を予防し、薄毛の進行を抑えるもの

プロペシア

「プロペシア」は商品名で、成分名(一般名)は「フィナステリド」といいます。
日本で初めて登場したAGA治療薬ですが、使用は男性限定、女性や小児の使用は禁止されています。
他のAGA治療薬と比べると、副作用は起こりにくいといわれています。

フィナステリド

「プロペシア」のジェネリックとして、複数の製薬会社から発売されています。
先発薬よりも低価格ですが、プロペシアと効果に差はありません。

ザガーロ

一般名は「デュタステリド」といい、AGA治療薬としては最も新しい薬です。
プロペシアよりも高い効果が期待できるといわれています。

使用は男性のみで、女性や小児は使用できません。
プロペシアよりも性機能障害などの副作用が出やすいので、注意が必要です。

参考:https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1a.html

② 血行を促進し、発毛を促すもの

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)

発毛効果が実証されている成分「ミノキシジル」の飲み薬タイプです。
日本皮膚科学会ガイドラインでも、ミノキシジルの外用は推奨されていますが、内服は行うべきではないとされています。

参考:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

参考:https://customlife-media.jp/aga-medecine#heading12

AGAの飲み薬って本当に効果あるの?

AGAの飲み薬って本当に効果があるのでしょうか?
AGAの専門クリニックなどでは、主に薬による治療が行われています。

AGAの飲み薬として処方されるのは「プロペシア(フィナステリド)」が一般的です。
「プロペシア」の臨床データによると、服用した患者さんの98%の方が、3年間AGAが進行しなかったといいます。
効果に個人差はあるものの、これはかなりの効果が認められるといえるのではないでしょうか。

「ザガーロ」はさらに高い効果が期待できますが、プロペシアよりも副作用が出やすいため、医師と相談の上使用するようにしましょう。

AGA治療薬は即効性のある薬ではありません。
効果が出るまでには時間がかかりますので、6ヶ月は飲み続ける必要があります。
長期間飲み続ければ効果を実感できる方が多いようですが、服用をやめてしまうと効果は失われてしまいます。

また、上記でも解説したとおり、プロペシアは抜け毛を防ぎ、薄毛の進行を抑える薬です。
飲み薬だけでは、発毛効果までは期待できません。
そのため、専門クリニックなどでは、発毛効果のある外用薬と併用することが多いようです。

参考:https://www.msdconnect.jp/products/propecia/medical_3y.xhtml

AGAの治療で効果がでなかった場合は?

AGAの治療で効果がでなかった場合は、どうすればよいのでしょうか?
AGA治療は、最低でも半年から1年くらいは治療を続けてみることが推奨されています。
そして、治療を行ったからといって必ずしも効果がでるとは限らず、効果が出なかったケースもあるようです。
AGAの症状が進行すればするほど改善が難しくなるので、早めの対策が重要です。

また、AGA治療は保険適用外の自由診療。治療費も薬代も高めです。
治療期間が長くなればなるほど費用の負担が増えるので、治療方法の選択は慎重に行うようにしましょう。

AGAの治療を行ったのに効果がでなかった場合、根本的な原因が頭皮や髪の毛以外にある可能性も考えられます。
睡眠不足や喫煙、栄養の偏った食生活やストレスなどが、ホルモンバランスに影響し、ヘアサイクルが乱れてしまうことも少なくありません。
治療しても効果がでない場合は、一度生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?

薬による治療を行っても効果がでなかった場合、他の治療法を検討してみるのも一つの方法です。
治療費は高くなりますが、育毛メソセラピーやHARG療法、自毛植毛という方法もありますので、検討してみるのも良いでしょう。

まとめ

AGAの飲み薬だけでは、薄毛の進行は抑えられても育毛効果までは期待できません。
そのため、外用薬と併用して治療を行うのが一般的のようですね。
そして、AGA治療の効果を実感するには半年くらいかかるので、その間薬を使い続ける必要があります。
副作用のリスクに加え、金銭的な負担が大きくなることも理解した上で、治療に望むのが良いでしょう。

また、効果には個人差が大きく、実際に治療してみなければ効果がでるかどうかもわかりません。
治療開始は早ければ早いほど良いので、AGA治療を考えている方は、進行してしまう前に対策を考えましょう。
治療をしても効果がでなかったときは、生活習慣や体質に問題がある可能性もあります。
一度生活習慣を見直してみることをおすすめします。