FAGAの原因としてどのようなことが考えられる? | 名古屋のびまん性脱毛症&AGA薄毛治療クリニック口コミランキング5選「発毛ドットコム」

FAGAの原因としてどのようなことが考えられる?|名古屋のびまん性脱毛症&AGA薄毛治療クリニック口コミランキング

FAGAの原因としてどのようなことが考えられる?

2020.9.25

2020.9.27

37 view

最近、髪のボリュームが減ってきて老けた印象に見えると悩んでいませんか。

薄毛といえば男性の悩みだと思われがちですが、最近では女性の薄毛の悩みも増えてきています。

まだ若いから自分には関係ないなんて思っていても、実は知らないうちに薄毛の症状が進んでいることもあります。

こちらでは、FAGAの原因やメカニズムについて解説いたします。

AGAとFAGAのメカニズムに違いはあるの?

AGAとは、Androgenetic Alopeciaの頭文字で男性型脱毛症と言い、男性が進行性で薄毛になっていく疾患です。

FAGA(女性型男性脱毛症)は、Female Androgenetic Alopeciaの頭文字であり、直訳すると「女性の男性ホルモンにまつわる脱毛症」という意味で、女性男性型脱毛症と言われ女性が薄毛になっていく疾患です。

AGAは額の生え際がM字型に後退したり、頭頂部の髪の毛がすべて抜けてしまったりしますが、FAGAは生え際から頭頂部にかけて全体的に髪が抜けて髪の毛のボリュームが少なくなって地肌が透けて見えるようになってしまいます。

AGAはテストステロンという男性ホルモンが、5αリダクターゼという酵素によって発毛阻害物質であるジヒドロテストステロンに変化して、成長期が短くなることで抜け毛が増加し、薄毛へとつながります。

FAGAは女性ホルモンが低下することによって男性ホルモンが優位になり、男性と同じように発毛阻害物質へと変化して、女性ホルモンの分泌量が減少している影響を受けて薄毛となってしまうと言うのがFAGA発生のメカニズムです。

さらに、女性は髪の毛の成長を助ける女性ホルモンが低下することによって、発毛や育毛に支障がでてきてしまうのです。

意外と多いFAGAの原因とは?

最近では女性の生活スタイルや環境などの変化の影響もあり、20代や30代の若い女性でも過度なダイエットや強いストレス、睡眠不足など生活習慣の乱れが原因でFAGAと診断される人が増えてきています。

女性は仕事によるストレスだけではなく、忙しい育児や過度なダイエットなどで食生活が乱れて栄養バランスが悪くなったり、睡眠不足になってしまいがちですね。

過度なダイエットは栄養のバランスが悪くなり、健康な髪の毛にとって必要なたんぱく質や亜鉛、ビタミン類などの栄養素も届かなくなり、ハリやコシのない弱い髪しか生えてこなくなります。

さらに、過度なダイエットや不規則な生活といったことも原因となって女性ホルモンのバランスが崩れると、男性ホルモンとの比率が変わってしまい、髪の毛の正常な成長や発毛が阻害されてしまうのです。

女性ホルモンの減少がFAGAの原因?

FAGAの原因として最も多いのが加齢や老化によるホルモンバランスの乱れです。

FAGAは加齢や老化によって卵巣機能が低下すると急激に女性ホルモン(エストロゲン)が減少し、相対的に男性ホルモンが優位になることで影響を受ける40~50代から発症することが多いのです。

女性は卵巣から女性ホルモンを分泌していますが、年齢とともに卵巣の働きが弱くなっていくことで女性ホルモンの分泌が衰えると、男性ホルモンとのバランスが崩れてしまいます。

実は女性も副腎でわずかな男性ホルモンを分泌していますし、男性も女性ホルモンを分泌しています。

女性の場合は女性ホルモンの方が圧倒的に多いのですが、老化によって女性ホルモンが減ることでホルモンバランスが崩れ、相対的に男性ホルモンの分泌量が多くなってしまうのです。

さらに加齢によって頭皮も老化することで髪の毛が細くなって髪全体のボリュームがなくなり、分け目やつむじなどが目立つようになってしまうのです。

自律神経の乱れも影響する?

人の体は、自律神経である交感神経と副交感神経がバランスよく切り替わることで、心と体の健康を保つことができています。

交感神経は、心拍数を上げ血管を収縮させる働きがあり、副交感神経は、心拍数を下げ血管を拡張させる働きがあります。

血行は自律神経によって調節されているので、バランスが崩れて交感神経が優位になると血行が悪くなって髪の毛にとって必要な栄養素が届きにくくなり、髪の毛が太く成長できなくなってしまうのです。

そして、自律神経は、ホルモンバランスと密接な関わりを持っています。

ストレスや睡眠不足、生活リズムの乱れや運動不足などが原因で自律神経の働きが乱れると、FAGAの原因でもあるホルモンバランスにも影響を及ぼしてしまうのです。

女性の薄毛の原因はひとつではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることが多いのです。

まとめ

女性の場合、髪の毛の成長を助ける女性ホルモンの分泌が活発なので男性に比べると薄毛になりにくいのですが、加齢やストレス、生活習慣の乱れなどで、女性ホルモンが減少するとFAGAになり、特に更年期の40歳以降の女性に多い疾患です。

その他、自律神経の乱れが原因で頭皮の血流が悪くなったり、過度なダイエットなど食生活の乱れによって栄養が不足したりすることで起こりやすいので、規則正しい生活習慣を心がけるようにしましょう。