健康的な頭皮や髪の毛でも抜け毛はありますが、細い抜け毛や短い抜け毛の方は注意が必要です。
細くて短い抜け毛を予防や対策をせず放置していると薄毛が進行することも。
細くて短い抜け毛の方も血行不良の対策をすることで太くて長い健康的な髪の毛が生えやすくなります。
そこで今回は細くて短い抜け毛ができる原因や予防・改善法についてご紹介いたします。
細くて短い抜け毛ができてしまう原因は?
通常人は1日100本以上髪の毛が抜けると言われているので、自分では「抜け毛が多い」と思っていても薄毛にならないこともあります。
抜け毛は量ではなく細いか短いかを確認してください。
太くて長いと栄養が行き届いていた髪の毛なので問題はありません。
しかし細くて短い抜け毛は薄毛につながる可能性が高いです。
まず細い抜け毛や短い抜け毛の原因と考えらえるのは血行不良ですが、血行不良になるには以下のことが考えられます。
ストレス
ストレスにより自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経のバランスが崩れます。
交感神経が優位に立つことが増えて常に体が緊張状態になり血液の循環調整がうまく機能しなくなります。
またストレスホルモンが大量に分泌されると欠陥が狭く血液が流れにくくなり血行不良になります。
睡眠不足
一般的に6時間~8時間は必要と言われている睡眠時間ですが、髪の成長に必要な成長ホルモンが分泌されにくくなり細くて短いまま抜け毛になってしまいます。
さらに睡眠不足は細胞分裂が低下して血行不良に繋がります。
喫煙
喫煙は血管を収縮させるので、吸う量が多いと血行不良になりやすいです。
またビタミンCなど髪の毛の成長に必要な栄養素も消耗されるため控えてください。
細くて短い髪の毛ができる原因は血行不良ということで、血行促進して抜け毛や頭皮環境を予防・改善しましょう。
抜け毛予防に頭皮の血行不良を改善しよう
血行不良を改善するには頭皮マッサージがおすすめです。
硬くなった頭皮をマッサージすることにより血行が良くなり、細くて短い抜け毛の方もだんだんと栄養と酸素が運ばれるようになって髪の毛の質が改善されます。
頭皮マッサージのやり方は、まずは生え際や側頭部に指を置きゆっくり引き上げて2~3秒キープします。
次に頭頂部や後頭部も中心に向かってマッサージしてください。
力は入れ過ぎなくても大丈夫です。
お風呂に入ったときのシャンプー前などに頭皮マッサージをするという習慣をつけるのもおすすめです。
髪の毛に栄養を行き届かせよう
頭皮マッサージをして血行促進すると同時に髪の毛に栄養を行き届かせるように食生活にも気を配りましょう。
ファストフードやラーメン、丼ものなどの高脂質の食事は栄養が偏り細く短い抜け毛が増えます。
また極端に食事量を減らすダイエットも短い抜け毛が増え短期で薄毛になりやすいです。
髪の毛の主成分はタンパク質なのでしっかりとタンパク質を摂りましょう。
またミネラルやビタミン類も髪の毛の成長をサポートし、細く短い抜け毛を予防したり改善したりするのに必要です。
髪の毛の成長に必要な栄養素を摂りつつ、栄養のバランスを整えてくださいね。
細くて短い抜け毛を改善する為には?
頭皮マッサージや栄養バランスの整った食事は細い抜け毛や短い抜け毛予防に効果的です。
現在細くて短い抜け毛が増えているという方は、先ほどご紹介した他に質の良い睡眠を心がけてください。
人間は寝ているときに成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンがしっかりと分泌されないと髪の毛も成長しないので、細く短い抜け毛が増えてしまいます。
できれば毎日6~8時間は寝るようにしましょう。
長い時間眠ったと思っていても、眠りが浅いと成長ホルモンの分泌が少なくなることも。
寝る前はテレビやスマホを見ない、寝る1~2時間前に入浴して入眠しやすくなる工夫をしてくださいね。
また正しいシャンプーも頭皮環境を改善します。
選ぶなら刺激の強すぎないシャンプーがおすすめです。
またシャンプーは手に取ったら泡立ててから頭につけ、指の腹でやさしく洗いましょう。
シャワーは熱すぎても強すぎても刺激が強すぎるのでNGです。
ぬるま湯でやさしくすすいでくださいね。
新しい髪に生え変わるのには時間がかかりますが、日常生活に気を付けていると細く短い抜け毛もだんだんと太く長い髪の毛に変わってきますよ。
今すぐにできることも多いので、ぜひ日常生活を見直してください。
まとめ
細くて短い抜け毛は血行不良などで頭皮と髪の毛にじゅうぶんな栄養が行き届いていないということなので血行促進して薄毛の予防や改善をしましょう。
頭皮マッサージをして血行を良くしたり、髪の毛の成長に必要な栄養素を摂るようにして頭皮に栄養を行き届かせてください。
また質の良い睡眠や正しいシャンプーも細く短い抜け毛の改善が期待できます。
簡単にできることも多いので、今日から実践して健康的な髪の毛を育ててくださいね。